活動内容


日本ベトナム平和友好連絡会議(略称:JVPF)は、1999年の設立以降、関係機関、関係者,支援者の皆様のご協力もと一致団結をし、困難な局面を乗り越えながらも、いくつものプロジェクトを成し遂げてきました。近年めざましく発展をし続けているベトナムですが、今だにベトナム戦争の傷跡ものこり、大量に投下された化学兵器の枯れ葉剤は、猛毒で発ガン性の高いダイオキシンを含み、被災した両親の子供たちへの後遺障害、遺伝子障害は予測不能なほどです。こうした多くの被害者の子供たちの支援ため、ベトナム民族アンサンブル・チャリティーコンサートを日本全国で公演し、その収益金をもとに2004年タイビン省に枯葉剤被害者リハビリ施設を建設。2006年日本政府の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の助成も得て障害者職業訓練センターの開設を実現しました。施設が完成し、器具類が配備されましたが、まだ不十分なのが現状です。継続的な支援が必要とされています。また、経済の発展に伴い貧富の差も激しくなり、少数民族の人たちは、貧しい生活をしているの現状です。
2005年に少数民族出身高校生奨学金制度をスタートさせました。
JVPFは、両国の平和的な友好関係を構築するため、「社会教育の推進を図る活動」「学術・文化・芸術文化またはスポーツの振興を図る活動」「人権の擁護又は平和の推進を図る活動」「国際協力の活動」「子どもの健全育成を図る活動」のテーマを掲げ、目的を達成するために活動を行っております。


 

  • 主な活動内容

    (会報『HOA BINHレポート』PDFをご覧下さい)
    ◆枯葉剤爆弾被害児童支援活動
    ◆ベトナム民族アンサンブル公演活動
    ◆少数民族出身高校生奨学金支援活動
    ◆定款第9章第55条にもとづく各年度の資産公告は会報ホアビン各号の添付にて掲示

  • 〈現在の活動案内

  • 少数民族出身学生奨学金支援
    ハザン省で少数民族寄宿中学校への第六期奨学金支援事業開始、JVPF鹿児島支部のラムドン省少数民族寄宿高校での奨学金支援活動、広島HVPFのクアンチ省での少数民族学生への奨学金支援活動をサポートなど。
  • 枯葉剤被害者支援のための活動
    調査・慰問による支援活動を継続、さいたまJVPFの「仁愛の家」寄贈活動をサポート、ハザン省で枯葉剤被害者貧困家庭への「仁愛の家」寄贈活動、枯葉剤被害者追跡記録DVD『トアとトゥアン』の上映活動など。
  • 国際協力事業 ベトナム民族アンサンブルチャリティーコンサート
    枯葉剤被害者支援と日越文化交流でコロナ禍での中断を経て再開。
  • 日越友好植林事業
  • 日越外交関係50周年(2023年)記念して、ベトナムが展開している「10億本植林プロジェクト」に呼応してハザン省で実施。