少数民族出身高校生奨学金支援活動
ベトナム最後の山岳の秘境にはHeaven's Gate と称されるところがある。つつましく勤勉な少数民族出身学生たちだが勉学条件は厳しい。
2005年、ベトナム統一30周年を期してJVPFは「教育支援プログラム」として少数民族出身高校生への奨学金支援をスタートさせました。ベトナム北部ハタイ省バーヴイ―県(現在はハノイ市の吸収合併)にある高校の少数民族出身高校生と少数民族学校の高校生で、一期23人(2005年9月開始)、二期20人(2006年開始)、三期20人(2007年開始)の高校生に1カ月10ドルが3カ年届けられます。プロジェクトの終了は2010年5月となります。 また、2008年からは北部のプゥ-ト省で一期15人×3か年を三期まで(NPOウオータービジョン幹事)、2009年からは中部のクアンチ省で一期20人×3か年を三期(広島ベトナム平和友好協会主管)、北部のニンビン省で一期20人×3か年を三期(NGO時遊人主管)で実施してきました。
現在、ラムドン省で鹿児島JVPFが、クアンチ省で広島ベトナム平和友好協会が支援活動を続けています。
ハザン省での奨学金贈呈式の模様
2016年11月26日、JVPF訪問団はハザン省ヴィスエン郡少数民族寄宿中学校で奨学金贈呈を行いました。
ベトナムの中学校は4年制でこの学校には200人が寄宿しており、毎年9月に新学期が始まります。学校が貧困度合いや成績を総合判断し選抜した新入生10人に1ヶ月330,000ドン×12カ月分が一人一人手渡されました。